今年みた映画の感想まとめその3ーーMCU

huluで4月ごろからMCU作品の配信が期間限定で一斉に始まったので、その機会にまとめて見ることができました。

さすが全世界で猖獗を極めるシリーズだけあって滅茶苦茶おもしろい。単体の作品につながりをもたせてより大きなストーリーを語るという趣向もすごいし、ヒーローを全員集めて作る超大作も、主役それぞれにちゃんと見せ場があって手際がいいなあという感じ。

huluの特集ページには「この順番で見るとよい」という案内があって、すなわち

「アイアンマン」→「インクレディブル・ハルク」→「アイアンマン2」→「マイティ・ソー」→「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」→「アベンジャーズ」→「アイアンマン3」→TV「エージェント・オブ・シールド S1E1~6」→「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」→「エージェント・オブ・シールド S1E7~16」→「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」→「エージェント・オブ・シールド S1E17~22」→「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」→「エージェント・オブ・シールド S2E1~19」→「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」→「エージェント・オブ・シールド S2E20~22」→「アントマン」→「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

の順に鑑賞した(またこの流れとは別に、ほかの配信サービス*1でTV「エージェント・カーター」のS1も見た)

これだけ量産していながら(ちょっと微妙だなーというのはあっても)明らかな失敗作がひとつもないというのもすごい(個人的な好みでいうと、私は「マイティ・ソー」のシリーズのアスガルドを舞台にしたシーンがいまいちピンとこなくて退屈*2に感じる反面、「キャプテン・アメリカ」シリーズのわりにシリアスなタッチが好きだったりする。とくに「ウィンター・ソルジャー」のロバート・レッドフォードにはびっくりした。この人が悪役をやるのって初めてなんじゃなかろうか)。

また「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」や「アントマン」みたいに、直球のヒーローものではないちょっとひねったアプローチの作品もきちんと成立させてしまえるというのも大したものである。

あいだにはさまっている「エージェント・オブ・シールド」は「アベンジャーズ」の中で殺されたエージェント・コールソンが生き返るところからお話が始まる。んでTVシリーズとして独立したストーリーを進めながら「マイティ・ソー」や「キャプテン・アメリカ」のバックストーリーにもなっているという趣向。これって全体をみるプロデューサーと、各作品の脚本家がちゃんと連携してないとできない仕事だよなあ。映画のキャラクター(マリア・ヒルとか「マイティ・ソー」のシフとか)がゲスト出演する回も楽しいので、「エージェント〜」のキャラが映画に出たりもすればいいのにと思います。メリンダ・メイとかいいんじゃないスかね?

しかし「エージェント〜」の方も回が進むにつれて映画の流れとは別の独自のストーリーをどんどん進めていってしまっているので、もう積極的にまじわることはないのかもしれない。映画ではサノスとかいう宇宙な規模のワルモノとの対決がせまっているらしいのだけど、TVの方でもそれとは別の敵による地球の危機が描かれたりしてるし、このユニバースにあってはこの世界はもう大変なことになっているのである。もしかするとMCUの最終的な完結作ですべてがひとつの結末に収斂することになったりするのだろうか。それが成功したら映画に限らず娯楽作品としてものすごい達成になるだろうと思うけど、そこまで射程にはいってるのかなあ……。

なんてことを、考えました。

あっひとつだけ不満があって、オープニングクレジットマニアとしては、映画の最初にタイトルだけでも出してほしいのよねえ(フツーに出るのはアイアンマン1,2、ハルク、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーくらいか)。なんか落ち着かんのよ。

*1:Dlife

*2:知らない星の街がいくら破壊されても、あんまり大変さが伝わって来ないんだよなとか思っちゃうのだ。