黒沢清/湊かなえ『贖罪』感想

『ゲーム・オブ・スローンズ』を第5シーズンまで見てしまったので、つぎに黒沢清の『贖罪』を見、湊かなえの原作も読んだので感想を書いておく(こういう書き方をすると何のことやら意味がわからないが、本人のなかでは筋が通っているのでこれでよいのである…

『ゲーム・オブ・スローンズ』讃

映画というかTVシリーズですが。 先月からhuluで見始めてどハマりしてしまったわけである。昨日からシーズン5の配信が始まったのだけど、ちょうどその日にシーズン4までを見終えたので、5にとりかかる前にとりいそぎこれまでの感想をまとめてみる。いやもう…

津島佑子氏を悼む

ネットでウンベルト・エーコ死去という記事を見つけて関連ページを読んでいたら、コメント欄に「津島佑子も亡くなったし大物がたてつづけに」とあった。びっくりして慌てて調べてみると、2月18日に亡くなっていた。68歳、肺がんとのこと。 たしかサルトルだ…

巨人と玩具、あるいは半世紀前の表現について

このあいだTVをつけっぱなしにしていたら、BSで『巨人と玩具』という古い邦画が始まった。うちのTVはNHKのBS放送をつけてしばらくすると、なぜか画面の隅に注意書きのようなテロップがあらわれて*1それが出ている間は映像の一部が隠れてしまってちゃんと見ら…

最近のPCならびにケータイ事情

2月某日 モニタ*1の調子がしばらく悪かったのだけど、ついに電源が入らなくなる。が、iPhone と iPad もあるし、当面PCなしでやっていくことにする。3月某日 ヨメさんと次女が越後湯沢のペンションに一泊旅行*2へ。ヨメがケータイ*3で撮って送ってきた写真が…

今野勉『テレビの嘘を見破る』を読む

去年読んだ『テレビの青春』の著者であり、テレビマンユニオンの創立メンバーのひとり、今野勉の2004年の本。「テレビの嘘」というと、一般的には「やらせ」と呼ばれ、最近ではNHK 「クローズアップ現代」で紹介された男性がどうこうという件が話題になって…

(いまさらですが)吉田大八『桐島、部活やめるってよ』を見る

huluにて鑑賞。見たかった映画なのでありがたい。一昨年くらいの作品という印象だったけど、もう3年前になるのね。「タマフル」で宇多丸に「いまさらそんな古い映画の感想言われても困る」と文句言われるしまおまほさんみたいな遅れ方である。例によってネッ…

大屋雄裕『自由とは何か』を読む

ひととおり読んで、結論がいまひとつすっきり飲み込めなかったので、もう一回メモを取りながら読んだら1か月かかってしまった。 「はてな検索」で探してみると、この本についてはすでに多くの人が言及している。とくに 「自由とは何かーーk-takahashis雑記」…

今野勉『テレビの青春』を読む

日本のテレビ草創期にTBSでディレクターをつとめ、のちにテレビマンユニオンの創立者のひとりとなった著者の回想録。貴重な歴史的証言と、気楽な思い出話と、本質的なTV論がごちゃっといっしょくたになったような一冊である。 たとえば、若きTVマンたちが、T…

『支店長はなぜ死んだか』つづき

(はじめは感想をぐだぐだ書いていたのだけど、どうもあんまり大した話でもないので簡単に) 上前氏は「政府高官・役人・大企業」以外のニュースソースは新聞は扱わないと書いているけれど、刊行から時間がたっているので今では週刊誌発のネタも平気で載るよ…

上前淳一郎『支店長はなぜ死んだか』を読む

……読んだんだけども、もやもやして考えがまとまらない。なので、まとまらないままわかったこと・わからないことを書いておこうと思います。この本に収められているのは以下の4篇。 「支店長はなぜ死んだか」 重度の障碍をもつ2歳の娘を死なせてしまった父親…

「村上春樹さんノーベル賞残念フェア」の件

村上さんネタが続いてしまうんですが。 今朝TVを見ていたら、「村上春樹が今年もノーベル文学賞をとれませんでした」というニュースをやってまして。 そのなかで紹介されていた書店では、メイン平台らしきところで「ノーベル賞応援フェア」を展開しており、…

村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』再読

とりたてて理由はないのだけれど、先日『ダンス・ダンス・ダンス』を読みなおしてみた。 「それで僕はいったいどうすればいいんだろう?」 「踊るんだよ」羊男は言った。「音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。おいらの言ってることはわかるかい? …

新しい人よ眼ざめよ

わけのわからんタイトルと見出しをつけてしまいましたが、そういうわけで、あらためて日記を始める次第。はじめは新しいアカウントをつくろうと思っていたのだけど、規約によると「アカウントは一人ひとつ」なのだそうで、しょうがないので元のidのサブアカ…